せっかく地方に来たのですから、ぜひとも郷土料理を味わってみたいものです。シュ−クル−ト、ベックオフ、タルトフランベが有名ですが、友人おすすめの店に行って味わってみました。
メゾン・デ・タヌ−ルMaison des Tanneurs /42,rue du Bain-aux-Plantes
イル川の運河沿いに美しい木組みの建物が広がるプチット・フランスの中にあります。100年以上の歴史のある有名なレストランで数々の著名人が訪れているそうです。名物はシュ−クル−ト。発酵させた酢漬けキャベツの上に何種類ものソ−セ−ジが載っています。
１人前頼みましたがこれはほんの半分ほどです。
シュ−クル−ト・タヌ−ル CHOUCROUTE TANNEUR（２２．５ユ−ロ）、ソ−セ−ジも美味しいのですが、キャベツの酸味が絶妙です。
ビ−ルはハイネケンですがアルザス限定だそうです。（４ユ−ロ）
残りはトレ−に載っています。
天気の良い日はテラス席が最高です。
ル・クロウ Le Clou /3,rue du Chaudron
ノ−トルダム大聖堂の近くのwinstub （ワイン居酒屋）です。店内は長テ−ブル席で狭いのですが、フランスの「居酒屋」っぽい雰囲気が味わえます。リ−スリングやゲヴェルツトラミネ−ルなどアルザスワインが３ユ−ロ程度でグラスで気軽に楽しめます。このお店には日本語メニュ−があるので料理選びがとても楽です。料理はベックオフ（１６．５ユ−ロ）を頼みました。ワインでマリネした牛肉・豚肉・じゃがいも・玉ねぎなどを陶器のなべで煮込んだ料理です。フランス版の肉じゃがはなぜかとてもなつかしく感じられる美味しさでした。1人前でもものすごい量なのですが、とても美味しいので完食が可能です。でもディナ−に備えて泣く泣く残して帰りました。
泊まっているホテルのすぐ近くの店でタルト・フランベも食べてみました。薄くのばしたパン生地に玉ねぎやべ−コンを載せて焼かれたピザのような食べ物です。チ−ズの代わりにクリ−ムをかけて焼いているので見た目とは違いとても軽く、たくさん食べれてしまいます。アルザスのビ−ルによく合います。